2019/03/31

床の間台





床の間台を、神戸市西区T様へ納品いたしました。

実家の御仏壇を、自宅へ移動させることとなったお客様。
その設置場所となる床の間を、一部改造して使いたいと、ご相談いただきました。

現在の一段高くなった床の奥行きでは、仏壇がはみ出てしまう
ということで、段差をなくした台とし、高さの違いをいかし収納場所を設けたい
というご要望でした。


柱などが張り出している部分をうまく避けて、板を敷きたい
床としての強度を保ちながら収納を設けたい
ということで、設計し製作していきました。








大きな板を製作し、採寸した柱の凹凸の位置や大きさにあわせ、欠き取り部を加工。
引出しの前板は、木目のつながりを意識しながら並べています。
納品時には、壁の傾きなどに合せ、板を削り調整しながら設置していきました。











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御仏壇の引越しという機に、床の間の使い方を見直されたお客様。
ご先祖様を大切にしたいという想いと、引出し収納というアイデア
が上手く組み合わさり、新たな形にうまれかわった床の間。

従来の装飾的・格式的な場としての床の間を
無垢の木を使って誂えることで、風格がまし
さらに、暮らしの中から生まれるお客様ならではの使い勝手をプラス。

こうして出来上がった床の間は、日常的に使う収納スペースとしながら
御仏壇をまつる神聖な場として、
ご家族にとって日々の安らぎの間となっていくのではないでしょうか。




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  【 床の間台 】
    ・ タモ / ブラウン色オイル仕上げ
    ・ 192 × 100 × 18(cm)
    ・ 128,000円 (税込・参考価格)
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