2018/01/27

小ぶりな食器棚

 


  

食器棚を、神戸市須磨区のN様へ納品いたしました。

ご夫婦二人の生活を始められ、これから少しずつ家具を揃えていきたいというお客様。
大きすぎない、置く場所に融通の利くサイズの食器棚を、ご相談いただきました。
お店で展示している食器棚の雰囲気、またサイズ感を気に入られ、
この棚をたたき台とし、置く場所、入れる食器類を考えながら形を検討していきました。

ご要望としまして、
天板の上には、レンジを置いて使いたい。
置く場所にある、コンセントの位置を考慮したワイドに。
展示の食器棚のような引戸タイプに。



主に食器をしまい、小ぶりなサイズ感ながらも、収納量を確保したいということで
高さを考慮しながら、二段の開き戸に。
扉は中が見えないようにしたいということで、木の鏡板にしました。
上段内部の棚板の間隔は、お客様が使うカップなどの高さを測っていただきながら高さを設定。
下部は食器以外の大きなものも収納することを想定した間隔にしました。
どこにでも設置しやすいサイズなので、今後部屋の間仕切りのような使い方も考え
背が見えても見栄えもよくなるよう、無垢の板で背板を作ることを選ばれました。



使用した感想では、レンジの使いやすさ、食器の収納具合が思ったようになりちょうどよく、
木の見た目、触り心地もよく満足された様子。
今後も木の家具を増やしていきたい、とご感想をいただきました。




これから、ご夫婦二人の暮らしを築いていかれるお客様。
今後、住まいを変えていくことも視野に入れながら、家具を揃えていきたいとのこと。
今回は、リビング、ダイニング、どのような場所でも使えて、馴染む食器棚を考えていきましたが、
長く使いたいと考えると、暮らし方の変化に伴って、柔軟に使える家具というのは大切なポイント。
特に、住む場所が変わることを前提としていると。

一時的に、事が足りればと、とりあえずの家具を用意する。そういった選択肢もありますが、
自分たちに合う、気に入ったもの、こだわったもの、を長く使うことを考えて作る。
そんな家具を一つ、暮らしに加えることで、家具に限らず、揃えていく物の選択する基準が生まれ、
暮らしの場が、雰囲気のまとまった落ち着きある空間になっていくのではないでしょうか。

ご自身の今欲しい・必要な家具を、こだわって作る。
そして自分たちの暮らしの中で、選び方のモノサシとなる家具を使ってみてはいかがですか。



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  【 食器棚 】
    ・ タモ / クリアオイル仕上げ
    ・ 84 × 41 × 101 (cm)
    ・ 212,000円 (税込・参考価格)
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          神戸・須磨 まちの小さな工房&お店 
       majakka (マヤッカ) 「家具+額縁」 

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2018/01/13

学習机の収納棚


 

学習机の収納棚を、神戸市須磨区T様へ納品いたしました。

五年ほど前に、小学生のお子様が使うデスクの注文をいただいたお客様。
その当時は、ひと部屋に姉妹それぞれのデスクを並べて使いたいということで
学校の机のような小ぶりなサイズで作らせていただきました。
今回は、お子様も大きくなり、姉妹それぞれの部屋を使うようにするとのことで、
デスクを広く使えるように、デスクに合わせた収納を作りたい、とご依頼いただきました。

ご要望といたしまして、
デスクと同じ高さで並べて、天板が広く使えるイメージで。
物を仕舞いこみすぎないよう、必要最低限な大きさに。
上には小物を入れる引出し、教科書、本などを並べられるように。


収納棚の奥行き、高さは、デスクにあわせ、幅は、デスクと合わせ全体で90㎝になるように設定。
深めの引き出しを一段、A4サイズの本が並べられるスペースを決めてから、
残り一段は、書類を寝かせて入れることを想定しました。

本を納める下段は、本を並べるだけでは、奥行きが余ってしまうということで、
奥を有効に使えないか、とお客様と考えていきました。
側面から何か取出せるようにするかなど検討していきましたが、
最終的に本が奥まで行かないよう段差を設けることを提案。
本を隠し扉のように考えた、隠しスペースとして使うこととなりました。
板を加えるだけのシンプルな設計ですが、遊び心ある発想を気に入られたようでした。


 
この収納棚は小さなデスクに加えるために作られましたが、
子供が使う小さなサイズのデスクのメリットとして言われるのが、
子どもにとっての自分の場所を作るとともに、
勉強する際、その勉強に必要なもの以外は置きにくいので、気が散るものが近くになく、勉強に集中できる。特に小さな子供ほど、集中力が続かないものなので、効果ががありそうです。
 
小さな机に、小さな収納を加えられたお客様。
必要になった時に少しづつ家具を加えていく。本当に必要とする機能・サイズで。
子どもが大人になった時でも、そのまま子が、また親が使うことも考えながら。
学習するための用途として、必要なくなった場合でも、
机は部屋のサイドテーブルとして。収納棚は、部屋の隅や少し空いたスペースの棚として。
新たな用途としてでも、ずっと使い続けられるように。
小ぶりなデスク・収納を作る背景にはこうしたお客様の考えもありました。

こうして、お子様の成長とともなって、じっくりと部屋の環境を整える。
お子様の様子をみながら、大人になるお子様を想いながら。
大きな学習机だと、場所の制約があって子供に机を用意してあげることをためらいがちですが、
小さなデスクから始める、そんな選択肢も良いのではないでしょうか。



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  【 デスク収納棚 】
    ・ タモ / クリアオイル仕上げ
    ・ 30 × 45 × 70 (cm)
    ・ 72,000円 (税込・参考価格)
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2018/01/11

家具ブログサイト、移行のおしらせ



2018年より、majakkaの家具ブログを、こちらのサイトで更新してまいります。

2012~2017年の作例については  ↓↓こちら↓↓  よりご覧ください。
【 majakkaのオーダー家具 (2012~2017)】

お客様のご注文いただいた作例が、またお客様の新たな家具づくりのキッカケとなるよう、
ご紹介できればと思いますので、引き続きどうぞご覧ください。よろしくお願いいたします。



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