2018/04/27

ベンチソファ



ベンチソファを明石市N様へ納品いたしました。

立ち座りがしやすい高めの座面のソファを作りたい、というご依頼をいただきました。
長年使われていたソファのクッションがへたれてきたということもあり
座面の高さが低く、立ち座りがし難くなってきたというお客様。
ソファに横になって過ごすことも多く、寝ころぶ、立つ、座るがやり易いものにしたい
というご希望で検討していきました。

背もたれ付き、背もたれなし、の形で提案した中から、背もたれなしを選ばれました。
・壁に沿って並べるのでクッションなどを使って背もたれができる
・少しでもコンパクトなソファにしたい
・簡易的なベッドのような用途も兼ねて
という点が、お客様の選ばれた理由でした。



寝ころんで足をしっかり伸ばせるような長さで、最小サイズをご希望。
そこで、今後、使う場所を変えた場合でも、置く場所に融通が利くよう
2台のベンチを並べるイメージで設計。
座面の下のスペースを有効に使い、カゴなどを用いて収納ができるようにしたい
ということで、棚を加えて製作していきました。





マヤッカで作るソファは、ふかふかのクッションを用いるというより
しっかりと身体を支えられるように、ある程度固さのあるクッションを使用しています。
固さがあることで、動きが取り易く、姿勢をかえることが多い用途に向いています。
ソファの上で動きやすくしたい、という今回のお客様のご要望にぴったりでした。


設置を終えると、奥行きを広めに取っていることもあって、ちょっとした小上がりが
部屋に加えられた印象にもなりました。
ソファというと、背もたれがついて、ふかふか、とイメージされる方が多いかもしれません。
リビング、寛ぎの場において、こうした一般的なソファでなく
サイズ感を合わせた広めのべンチのようなソファで過ごす。
イスのように座ったり、あぐらをかいて座ったり、寝転んだりと
じっとしたまま寛ぐというより、状況に応じて姿勢を変え、体を動かす寛ぎの場として。

動きやすく柔軟に使えるベンチソファ。
部屋の大きさ、身体に合わせたサイズでお作りいたします。
また、これまで製作した、その他 「ソファ、ベンチ等」 もいくつかあります。
ご参考いただき、お客様の暮らしに合う、寛ぎのカタチを思い描いてみてください。



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  【 ベンチソファ 】
    ・ タモ / クリアオイル仕上げ
    ・ 90 × 60 × 40 (cm)
    ・ 75,000円 /台  (税込・参考価格)
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       majakka (マヤッカ) 「家具+額縁」 

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2018/04/02

ちゃぶ台




ちゃぶ台を製作いたしました。

床に座って使うためのテーブル、座卓。その座卓の中で、脚が折り畳める構造の「ちゃぶ台」。
円い天板のちゃぶ台を、今日の暮らしにおすすめする家具の一つとして、ご紹介いたします。

昔ながらの技法を用い、折り畳み方は、木の組み合わせを利用し自立させ、また畳む仕組み。
内部に強度を高めるため金物も使用していますが、目に見える部分は、木材で組上げており、
脚を折り畳んで壁に立てかけても、スッキリと様になる佇まいとなっています。


横方向の強い負荷が掛かったり、頻繁な折畳みによって、脚が万が一に傷んだ場合でも、
脚の修理、交換ができるよう脚が取り外せる構造にもなっています。




こちらの大きさは、天板の直径が75㎝、高さ25㎝。
大人数で、食事をするというより、一人または数人で、お茶を飲むなど、
くつろぐ場をお膳立てするようなミニマムな天板のサイズ感。


折畳みの構造上、納まる脚の長さの制限があり、この天板サイズでは最大の高さ。
正座する、座布団を敷くのように、座り方によってことなりますが、
食事や、書き物をするといった用途の場合、天板高さは、30~35㎝が一般的。
25cmでは低いのではないかと感じるかもしれませんが、くつろぎの場のテーブルとしては、
違和感はありません。
もし一般的な30cm以上の高さのちゃぶ台にしたい、という場合は、
直径90㎝以上の天板サイズからのご注文となります。



昔のちゃぶ台は、ねこ脚のように脚の形状が色々ありますが、
マヤッカのちゃぶ台の脚は、角に丸みを持たせた四角型。シンプルに安定感ある形です。





majakkaの考えるちゃぶ台の良さは、
大切に使うというカタチ、を残していくことのできる家具であること、と思っています。
使い古されたちゃぶ台は、ユーズド品としても人気があり、古びたレトロ感が好まれています。
ただその風合いが良いというだけでなく、今日でもちゃぶ台は使い続けられる要素をもった
家具、と考えています。
脚が仕舞えコンパクトになることによって、使う場所の大きさを選ばない。
また場をフレキシブルに使える。
床で過ごす場が作られることで、床で過ごす心地よさを味わえる。
などのこれら、ちゃぶ台が本来もつ良さに加え、
majakkaでは、木の良さを活かしながら、丈夫な構造に、またどこにでも馴染むシンプルな形
に仕立てることで、より長く使われることのできる家具としてできあがります。


家族の団らんに使われていたちゃぶ台が、暮らしの舞台を変えて使われていく。
親から子へ、祖父母から孫へ、のように受け継がれる家具。
大切に使い続けられた跡を刻んだちゃぶ台が、また使う場所・人を変え使われ続ける。
そんな「継げる家具」を暮らしの中で育てていってはいかがでしょうか。

こちらに紹介したちゃぶ台は、ミニマムなサイズですが、
使う人数に応じたサイズでお作りいたしますので、ぜひご相談下さい。

お問合せフォーム

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  【 ちゃぶ台 】
    ・ タモ / ナチュラル色オイル仕上げ
    ・ 75 × 75 × 25 (cm)
    ・ 97,000円 (税込)~
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<ちゃぶ台 納品事例>
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 淡路市A様 
 「手触りや質感、軽い。仕舞える、良い点ばかりでした。サイズ感も色も全て
  お気にいりです。」と感想をいただきました。
  ・ 75 × 75 × 25 (cm)
  ・ タモ/ブラウン色オイル仕上げ
    ・ 97,000円 (税込)
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