2018/04/02

ちゃぶ台




ちゃぶ台を製作いたしました。

床に座って使うためのテーブル、座卓。その座卓の中で、脚が折り畳める構造の「ちゃぶ台」。
円い天板のちゃぶ台を、今日の暮らしにおすすめする家具の一つとして、ご紹介いたします。

昔ながらの技法を用い、折り畳み方は、木の組み合わせを利用し自立させ、また畳む仕組み。
内部に強度を高めるため金物も使用していますが、目に見える部分は、木材で組上げており、
脚を折り畳んで壁に立てかけても、スッキリと様になる佇まいとなっています。


横方向の強い負荷が掛かったり、頻繁な折畳みによって、脚が万が一に傷んだ場合でも、
脚の修理、交換ができるよう脚が取り外せる構造にもなっています。




こちらの大きさは、天板の直径が75㎝、高さ25㎝。
大人数で、食事をするというより、一人または数人で、お茶を飲むなど、
くつろぐ場をお膳立てするようなミニマムな天板のサイズ感。


折畳みの構造上、納まる脚の長さの制限があり、この天板サイズでは最大の高さ。
正座する、座布団を敷くのように、座り方によってことなりますが、
食事や、書き物をするといった用途の場合、天板高さは、30~35㎝が一般的。
25cmでは低いのではないかと感じるかもしれませんが、くつろぎの場のテーブルとしては、
違和感はありません。
もし一般的な30cm以上の高さのちゃぶ台にしたい、という場合は、
直径90㎝以上の天板サイズからのご注文となります。



昔のちゃぶ台は、ねこ脚のように脚の形状が色々ありますが、
マヤッカのちゃぶ台の脚は、角に丸みを持たせた四角型。シンプルに安定感ある形です。





majakkaの考えるちゃぶ台の良さは、
大切に使うというカタチ、を残していくことのできる家具であること、と思っています。
使い古されたちゃぶ台は、ユーズド品としても人気があり、古びたレトロ感が好まれています。
ただその風合いが良いというだけでなく、今日でもちゃぶ台は使い続けられる要素をもった
家具、と考えています。
脚が仕舞えコンパクトになることによって、使う場所の大きさを選ばない。
また場をフレキシブルに使える。
床で過ごす場が作られることで、床で過ごす心地よさを味わえる。
などのこれら、ちゃぶ台が本来もつ良さに加え、
majakkaでは、木の良さを活かしながら、丈夫な構造に、またどこにでも馴染むシンプルな形
に仕立てることで、より長く使われることのできる家具としてできあがります。


家族の団らんに使われていたちゃぶ台が、暮らしの舞台を変えて使われていく。
親から子へ、祖父母から孫へ、のように受け継がれる家具。
大切に使い続けられた跡を刻んだちゃぶ台が、また使う場所・人を変え使われ続ける。
そんな「継げる家具」を暮らしの中で育てていってはいかがでしょうか。

こちらに紹介したちゃぶ台は、ミニマムなサイズですが、
使う人数に応じたサイズでお作りいたしますので、ぜひご相談下さい。

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  【 ちゃぶ台 】
    ・ タモ / ナチュラル色オイル仕上げ
    ・ 75 × 75 × 25 (cm)
    ・ 97,000円 (税込)~
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<ちゃぶ台 納品事例>
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 淡路市A様 
 「手触りや質感、軽い。仕舞える、良い点ばかりでした。サイズ感も色も全て
  お気にいりです。」と感想をいただきました。
  ・ 75 × 75 × 25 (cm)
  ・ タモ/ブラウン色オイル仕上げ
    ・ 97,000円 (税込)
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